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約束 (Yakusoku - 약속)

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夢を持ちなさいと言われて
選んだ夢がありました。

親や先生は決まって
とても褒めてくれました。

期待の目が何個も何個も
向けられる場所からは

もう散散だって言葉も
力無く落ちては
消えてゆくのです。

何でこんな思いを
しなければいけないのかと

立ち止まる橫を驅け上る風は
何て自由で綺麗なのでしょう。

いっそこのまま見送り
役でいようか。

それなら自分の
足りないところ
向き合わなくていい。

今夜逃げこんだ先に
また君の面影探している。

不甲斐ないや。

どうして上手に出來ないの。
理由を求められました。

本心を言うと悲しむから
模範を示しました。

ただ君だけは理解してくれた。
笑わず聞てくれたから、

本當に本當に嬉しくて。

捨てなくてもいいと
敎えてもらえたよ。

なのに

いつの頃から
悲しいこともあると

知ってはいたけど

僕はまだ君と語った
日日に近づくことも

ままならないから

いよいよ諦めるときかも
しれないと思い始めた。

君と一緖じゃなきゃ
意味が無いんだ。

いっそこのまま見送り
役でいようか。

出會えた人達の思い出には
殘らなくたっていい。

でも逃げこんだ先に
君の言葉が殘っていた。

"夢を追うあなたへ"

ねえ、 聞こえているかい。

あの日にくれたように
笑ってよ。

想いは屆くから
續くから、 やめないで。

君なら行けるさ。