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TIDE

GROWING POINT

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冷たい流れの中
形がないと零した
一滴の傳う線形

止めることが出來なかった。

誰も知らないと言う
君の手を握っては馱目かな。

次の順番を探している。
決める必要もないのに。

望まない者への代償
受け止めると決めたから

誰も知らないと言う君と
步みそろえ て行けるさ。

何度でも
何度でも踏み出して見せよう。

ほら、離れないで。

君の爲に幾つも乘り越える。

僕は君を苦しめない。
誓いの点を落とした。

ここを再び始まりと
名付けたら、

共に描く續きを
願っているよ。

汚れたものを洗う
蛇口からの水溫に

熱を奪われる手の平
心に屆くより前に。

理由は知らないと言う君に

そっと寄り添い合えたら。

次の順番を探している。
自分を認めるために。

正しい振りなどしないよ。
もう繰り返したりしないよ。

理由は知らないと言う君に
傳えたいことがあるから。
いつだって
いつだって堪えてしまう

君の瞳の色は美しいから。

また、あの笑顔見せられる
場所に戾れるように。

信じて欲しい。

君の爲に幾つも乘り越える。

僕は君を苦しめない。
誓いの点を落とした。

ここを再び始まりと
名付けたら

共に描く續きを願 うよ。

時が過ぎて振り
替えた景色を

鬪い合えた日日で
埋め盡くせるように。
つまずいたり、痛かった記憶も

共に步めるのなら
分け合えるよ。

決して平坦じゃない。
嵐の日も來るだろう。

それでも一緖なら。

君の爲に幾つも乘り越える。

僕は君を苦しめないと
殘した聲。

そこは最後、繫がった点の先。

笑顔で居られているかい。

一齊に全て
思い出になっていく。

鬪い合えた日日が
色褪せないように。

つまずいても、痛くても、僕等の

大切な時間なんだと思うよ。